2012年6月17日日曜日

教わったことのメモ

合宿にて、M先生より。
「演武を相手のせいにしてはいかんよ。」
仕打いずれを努めるのであれ、相手の技量や気合がどうあれ、段級位が何であれ、それに合わせて正しい動きをしなくちゃならない、ということだな、きっと。

ネットにて、濱地光一先生の遺訓。
http://misogi.org/jyo.htm

【 杖十二訓 】 昭和55年4月   
 
一、身をもって人を助ける杖のごと この姿こそ士の道。
二、神佛も声の力で現わるる 一喝必倒氣勢養え。
三、打太刀はふれれば切れる剣なるぞ 心にとめて剣を怖るな。
四、線当り刃物持つ身の好餌食 点で打つこそ杖の打なり。
五、折り返す手首の握りで敵を打て 後手の力まかせは技を狂わす。
六、かわしつつ小手を打ち上げ目を制し 体勢くずして技かけよ。
七、太刀は鋼 杖は樫 ガツンと当てずに 円るくずらしていなす心で。
八、古き形少しもたがわずくり返せ 自然に身につく氣杖体。
九、わが杖は切り刺しならぬ唯の棒 打ったら突けの心忘るな。
十、仕も打も進退共に打つ心 これがなければオドリ同然。
十一、仕合高上希うなら 起きて素振りと ねて工夫。
十二、色々と種々に兵法詠えども 真剣勝負に決りなし。
       
  杖により武徳をつみしその力 我にとどめず末永く傳えよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿