2023年11月26日日曜日

五十肩とハイドロリリース療法 Frozen shouder & Ultrasound-guided Fascia Hidrorelease 中編

 人生6ケ所目の整形外科。そう、幸せの青い鳥はいちばん近くにあったのだ。

2時間の待ち時間の間で私は、いちばんつらいのは、鎖骨の中央と耳のまわりであることをつきとめた。腕があがらないのだけれど、痛みのポイントはその二か所であることに、今の今まで気が付かなかったことに我ながら驚いた。そして、腕はまっすぐならゆっくりと上げられるけれど、斜め上には上げられないということもつきとめた。

五十肩とハイドロリリース療法 Frozen shouder & Ultrasound-guided Fascia Hidrorelease 前編

 肩が痛い。首が痛い。寝違えたかな? いっこうに治らない。

筋肉痛も治るのに時間がかかるようになってきちゃったもんな、と様子をみるも、良くなる気配がない。それどころかどんどんひどくなるばかりだ。

痛み発症から4,5日後には、腕が肩から上に上がらない。痛くて上げられないのと、物理的に上がらない。おまけに頭痛がひどくなる。首も肩も腰も痛い、なんなら太ももや足首まで痛い。

2023年11月16日木曜日

道着を新調

 審査会や大会に出るときには、色落ちのしていない道着を着用することが推奨されている。洗濯物がよく乾く季節のうちに、余裕をもって道着を新調しておこう、と武道具店に赴いた。

ベテランのおかみさんが、二代目Webマスターの姿をみるだけで、ピッタリのサイズをすすめて下さる。さすがである。もう高段者といってもいい領域だしと思い、ちょっとグレードの高いものを求めるも、在庫がなかった。染屋さんが廃業されていき、品物不足だという。いつもの道着を購入する。割引してくださり7,00円ポッキリである。

るんるん気分で店を後にすると、近くの立ち食いそば屋さんに行列ができている。普段は行列に並んでまで飲食店に入ることをまったくしないのだけれど、思わず吸い寄せられて並んでしまう。

正解だった。もり蕎麦600円、極上のつゆ。食し終えて蕎麦湯を足して味わうと香りがさらに立ち、極上の上をゆく。そば湯の熱によってみりんに含まれるアルコール分が揮発する作用なのだろうか。原材料も極上かつ、ご主人の熱意も超極上である。いちげんさんの私にも情熱がびしばしと伝わってくるのだ。

惜しむらくは、10月いっぱいで閉店とのこと。

また、どこかで再開する希望的予感を抱いている。

さあ、審査に向けて頑張ろう。






2023年6月26日月曜日

熱中症にご用心 夏は本田晴美スタイル!

 不覚にも熱中症になってしまった。

急に夏日となった土曜の昼下がり、思い立って鉢植えの植え替えをして、ついでにと草むしりにとりかかった。

悪い性分である。いちど始めると止まらないのだ。欲望のおもむくままに、あちらもこちらもと草をむしる。休憩も水分もいっさいとらず、長袖長ズボン帽子にマスクのいでたちで2時間、夏至の強烈な照り返しを一身に受け、地面に這いつくばり雑草を抜いた。

2023年3月27日月曜日

教科書

全日本剣道連盟が発行している杖道の解説本、仲間うちでは
「緑の解説」と呼んでいる。

読みたいところをサッと開けるようにインデックスをつけているのだけれども、いよいよ
本格的に読み込む時期が来た。

基本きほんキホンKIHON

地区講習会に広域合同稽古、指導者・審判講習会と講習会が続いた。先生方や係員の方々に感謝するとともに、稽古ができる環境がつくづくありがたい。

さて。

講習会で云われるのは、基本なのだ

1本目から始まって12本目まで、単独動作も相対動作も、とにかく基本なのだ。心構えや所作なども教えていただくのだが、言い 換えると、いかに基本ができていないかなのだ。


初心者指導備忘録 引提 繰りつけられる太刀

 3本目 引提 打太刀

繰りつけられるとき、表鎬を自分の方向に向ける の一言を動作解説しながら必ず言うこと。

2023年1月19日木曜日

冬を制する者は一年を制する

2023年ももうひと月の半分が過ぎた。                                                                                 年末、あるいは年始に皆様は今年の目標を立てられただろうか。そしてそれを地道に取り組んでいらっしゃるだろうか。                                                                                稽古場が寒い。ガス暖房があるのだけれども広いので寒い。そこで寒さがこたえるお年頃のWebマスターがさいきん着用しているのが                                                                                           
ユニクロのヒートテック『超極段』の上下。 通常だと2990円の価格が、ときどきセールをしていて1990円で購入できる。                                                                                          さあ、これでパフォーマンスを上げて、冬を制して一年を制するのだ。                                                                                           
                                                                                                    夏は暑く、冬は寒いが最高の道場である。 そして最高の仲間である。                                                                                    皆さんきらきら輝いていらっしゃる。                                                                                     今年も輝こう!

2023年1月14日土曜日

仕込み杖 仕込み三味線

年末年始に読もうと剣術関係の本を3冊図書館から借りてきた。                                                    そのうちの一冊がこちら。                                                                                    
図説 剣技・剣術                                                                                                                             (牧 秀彦著/新紀元社)                                                                                      制定居合の他に主な流派の技の解説がわかりやすくまとめられている。 武器の仕込み刀、日用品の仕込み刀なんぞも掲載されていて興味深い。
                                                                               そういえば、津軽三味線奏者の小山貢山先生が、仕込み三味線で演奏の合間に敵と戦っていらした。(貢山先生は合気道有段者でいらっしゃる)                                                                                  読み進めたい本だけれども、貸出期限がきてしまったので、ぱらぱらめくっただけ。返さなきゃ。来年の正月こそはゆっくりしよう。

2023年1月13日金曜日

今年初めの広域合同稽古

広域合同稽古に参加してきた。 まあまあ多めの参加人数だった。そして暖房が入っていた。                                                                                                                 昔は、当時の運営の先生方の方針で(あったと記憶している)、暖房設備のある施設であっても冬場に暖房が入ることがなかった。入っていても、わざわざ切っていた。寒さに震えながらの稽古だった。特に東京の地区講習会(江戸川区葛西ね)ではホカロンを貼り付け必須、それでもぶるぶる震えていた。なんなら講習二日目には青白い顔で頭がぼんやりなぞしていた。                  その感覚で「寒いとまずかろう」と、この正月に購入したユニクロのヒートテック、しかも超極暖(それも上下)を稽古着の下に着用していたので、暑い暑い。                                                                                それはさておき。                                                                               同じ段の人と稽古するのはやっぱりいいものだ。自分が何をしていて、何ができていないかが、よりクリアになる。遠慮も緊張も気づかいもいらない。 まあこれは本当なら上のクラスの人とでは、いらないのだけれど。                                                                                                                                                                               本日のお相手は前に一度立ち会ったことのある人だった。各わざの練度にばらつきがあった。おそらく古流をメインに稽古されている道場所属とお見受けした。そして遠慮して手加減して下さっている。引落打、逆手打の威力がすごかったので、打ち込みに時間をさく稽古スタイルなのであろう。                                                                                      まあ人さまのことはいいのだ。自分がどうかなのだ。                                                                                                                                                                                                                                                                           六本目 物見                                                                                                                                                               左足のつま先を開きながら半歩退き のところ、 左手で肩幅にとって後ろ上から回し右小手を打つ ときは                                                    「すべらし打ちですよ。みんな最初から四分の一の手巾でとっていますよ!」 と修正点を指摘いただいた。 それを防ぐために 「大きめに退いて多めの手巾で杖をとりなさい」とのことだった。                                                                                 今日の収穫だ。

2023年1月11日水曜日

生老病死 時間とは何か

出稽古先で打太刀を務めて下さった先達の体躯が、細くなられていた。 遠くからお見かけしてはいたものの、まわり稽古でご指導頂くのが久しぶりだった。体脂肪と筋肉量の減少がそれと見て取れる。体幹の維持にも影響するのであろうか、大変失礼ながら、太刀の威力が弱まっているようにお見受けした。胸がしめつけられた。                                                    非礼を承知で筆を進めていく。もちろん技はご健在である。 修正点をご指摘下さり、時間いっぱいまで繰り返しお相手して下さる。ありがたいと心から思う。 休憩時間にはいつもの笑顔でからかって下さる。 いや、今回だけではない。                                                                      ずっとお休みされている先生にも、同じように感じることがあった。人は誰でも年をとっていく。 他の先生も病の影響でずっと休まれていてお会いしていない…。 この動揺をどのように収束させたらよいのか…                                                                                                                                                                                                                                                     物理的に速く、力強く、安定した演武こそがすべてではない。 年齢を重ねて体に不具合があっても、たゆまぬ歩みの姿においては、 物理的な翳りはかえって精神のみずみずしさや明るさを照らし出す。                                            なぜ時間というものが存在するのか、時間とは何か。子供のころからずっとぼんやりと考えていたのだが、                           影があるから光があり、時間はそのプロセスを認識するためのものなのかなあというのがいま時点での理解である。                                                                                      出稽古の帰り道で 「先生方がみんな年取っていっちゃうよ!どうしよう!」とひとりとり乱して月に涙した。                                                               その分おのれが成長しろよ、と月が答えた。