2012年7月21日土曜日

佐渡島の棒術

佐渡島は、若い頃友人と訪ねたことがある。その島に、”戸数僅か65戸の「戸地(とじ)」集落のページです。少子高齢化と過疎化の中で伝統文化を守り、素晴らしい自然を守り生活する様子を伝える”サイトを見つけた。それによると、ここには江戸時代より伝わる、独特の武術があって、それには棒術も含まれているという。
http://toji.life.coocan.jp/shiraha.html
その技を、白刃(しらは)とよぶらしい。武術についてどうこう言う資格は私にはないが、技の詳細をそれぞれ動画付きで、丁寧に解説しているところ、web職人としては頭の下がるページであった。

白刃の棒術は、半棒・大棒とあるのだが、半棒といっても現在の三尺棒ではなく、五尺はあると動画からは見える。この長さで半棒とは、ずいぶんと古い流儀を伝えていると見える。

大棒は長さが長いのではなく、太さが太いものを指すようだ。これも、戦国時代の金砕棒を想起させるに十分で、やはり古い流儀を伝えていると見える。

サイトにあるように、過疎が進んで保存も大変だろうとお察しするが、末永く残って欲しいものだと思った。

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