2012年4月29日日曜日

杖道ゼッケンの自作

杖道では剣道と異なり、防具のたれを付けませんから、ゼッケンは胸に付けることになります。そのサイズははがきサイズで、武道具屋さんにたのめば2千円程度で、刺繍して作ってもらえます。
しかし、刺繍でなくちゃいけない、ということはありませんから、自分で作ってしまうことも可能です。
無論、買ってもわずか2千円ですから、買ってしまえばいいような物ですが、作ることが楽しいので、今回作ってしまいました。

パソコンとインクジェットプリンタは、多くの方がお持ちと思いますが、今はプリンタで印刷できる布もありますから、それを利用します。メーカによって価格がちがいますが、だいたい5~600円で3枚程度のセットです。ショップによって、送料が無料のところもあるでしょう。「インクジェット 布 はがき」で検索すれば、いろいろなお店が見つかるでしょう。

デザインはワードやエクセル、一太郎などで作れます。背景を黒に設定し、文字色を白にすればいいでしょう。白い稽古着なら、色を反転させればいいでしょう。
慎重に紙などでためし印刷した後、インクジェット布に印刷します。

私のプリンタは、端まで印刷できませんから、白枠が残りました。まずは印刷して乾いたインクジェット布の裏打ちとして、端切れを縫い付けます。その後、黒い裾テープや薄手のリボンで、縁取りします。

仕上がりは、染め抜きの和手ぬぐいのような感じになりました。刺繍に比べるとゴージャス感はありませんが、かえって武道らしい、シブい色ともいえます。もしどうしても、というなら、根性で刺繍してしまいましょう。

自作なら書体も自由に選べますし、所属も都道府県だけでなく、道場の名のゼッケンを別に作ることも出来ます。手仕事がお好きな方なら、楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。

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