稽古中、打太刀の顔面を攻めるように小手を打つのが難しい。
帰宅後に解説を開いてみると左本手で右小手を打つと書いてある。そこでふと気が付いた。
杖道体操で、後退しながら本手打ちをしている。あれをまずはゆっくりとおこなえば打ち筋が決まる練習になるのだと。後退しながらの本手打ちだ。左本手を制する者は物見を制する、かもしれない。
ようつべ様様である。
稽古中、打太刀の顔面を攻めるように小手を打つのが難しい。
帰宅後に解説を開いてみると左本手で右小手を打つと書いてある。そこでふと気が付いた。
杖道体操で、後退しながら本手打ちをしている。あれをまずはゆっくりとおこなえば打ち筋が決まる練習になるのだと。後退しながらの本手打ちだ。左本手を制する者は物見を制する、かもしれない。
ようつべ様様である。
1本目から始まって12本目まで、単独動作も相対動作も、とにかく基本なのだ。心構えや所作なども教えていただくのだが、言い 換えると、いかに基本ができていないかなのだ。
不肖 Webマスターは中堅どころとして稽古の指導をさせていただいてもいる。
マンツーマンだったり、2人を一度にだったり。
マンツーマンで、随所にヘルプが入ってくれるのが理想なのだが(欲をいえばヘルプがずっとついているとよい)。
このところずっと、稽古場所が利用できるのが20時までのわずか1時間ということもあり、ついつい矢継ぎ早に号令をかけてしまう。また、隣の部屋の他の武道の先生の怒号(笑)にかき消されないよう、大きな声を出す必要がある。さらには、稽古の前後に連絡事項の伝達をしたりで、
矢継ぎばや プラス 大声 → かっかかっかしがち なのを自覚する。
うーむ。むむむ。
そういえば、広域合同稽古に参加したとき、普段はもの静かでいらっしゃる先生がとても熱くご指導されていて、印象深かったことがある。よく考えてみれば、先生お一人で多い時には20人くらいの参加者に稽古をつけて下さるのだから、熱くなられるのも無理もない。
私なぞは以前、一度に6人(だいたい同レベル3組)をみたときには、号令はかけれないわ全体を見れないわと、まったくもってぐだぐだになってしまい、あまりのふがいなさに帰宅後がっくりとうなだれたことがあった。
まずは、一度に2人でも、エレガントな自分をキープしたいと、中秋の名月に誓う夜。そのためには普段から冷静沈着でいないとな。
本日 某所にて臨時で5名で稽古を行いました。
休憩をのぞいて正味一時間ほどでした。
私は 先生が何を どう 教えるのか
自分はできているか いないか
相手がどこまでできているか いないか
全体の様子はどうか
の4つを意識していました。あっという間の稽古でした。
とくに4番目については、参加者がそれぞれその時に欲しているものを提供できる場であろうとしています。実際にできるかできないかは別としても、そうありたいと心掛けています。
いったん稽古を始めると、できない自分が冷や汗をかくことも含め、充実したこの時間をずっとずっと過ごしたいと感じたりもします。アドレナリンのせいなのでしょうか。
今日がいちばん若い。
二本目 水月(すいげつ)の引落打
当会では、基本単独動作を何本かある程度できるようになってから、形(かた)の稽古に入る。
ここさいきんは例の流行り病のために稽古場所が使用できなかったり、使用できてもわずか一時間のみだったりするので稽古内容も薄くなりがちだ。
一本目 着杖(つきづえ)をそれなりに覚えていただき、相手と対峙することの緊張感や楽しさを感じ取ってもらったそのままの勢いでさーあ、二本目 水月(すいげつ)!
ところが、たいていの人は、
水月を突いて
下がって引落の構え
までは良いのだが、いざ
引落打(ひきおとしうち) 打ってから足が出て打太刀の顔面を攻める
のところであれれ、となる。
太刀を打ち落として 顔面を攻める とやって見せて、解説しても、はじめのうちは杖と足が同時に出てしまう。
基本単独動作の「足を踏み出すと同時に顔面を打つ」をしてしまうからだ。
それを防ぐには、水月に入る前に、相対動作の引落打を何回か行い、基本単独動作の引落打との区別をしてからにした方が良い、と先日思ったので備忘録として記す。
広域合同稽古が再開する。
所属も名前も知らない(余裕がないので名札を見れない)、顔だけを知っているあんな人やこんな人と、また立ち合うことができると思うとワクワクする。
スキルアップすべし、といつにも増して稽古に気合が入る。
そうしたなか、
またおひとかた出稽古先の先生が、病のため指導の現場を離れることとなった。
大会や審査を控えて不安になったとき求めると、必ず前向きになれるアドバイスを下さった。
厳しい稽古を離れれば、いつも上機嫌でいらした。社会情勢のみならず文化芸能事情にも精通され、技の疑問、その他のどのような質問でも気さくに答えてさった。
わずかな空き時間でも会話をしたい人たちに囲まれていらした。いわば、先生との会話ポジションの争奪戦のようなものが静かに繰り広げられていた。争奪戦に敗れて直接お話ができずに帰る日は、心残りで肩を落とした。
卓越した洞察力と記憶力と、コミュニケーション能力のなせるわざであろうか。瞬時に迷いを見抜き、明快な答えやヒントを提示して下さった。
十五年ほど前の当会の危機的状況の時には、ご指導に来て下さっていた。
円熟味あふれる佇まいに抜群の三つ揃え姿。
情熱と達観、そして好奇心。
いただいたご恩を返せずにいる。いただいたエッセンスのわずかでも、後進に伝えることができたらなと思う。
ご一緒させて頂けた時間が幸せだった。
精神的支柱を失った現実に戸惑いながらも、再会かなう折には、あの笑顔を拝見することができると確信している。

稽古に励むビギナーさん