審査会や大会に出るときには、色落ちのしていない道着を着用することが推奨されている。洗濯物がよく乾く季節のうちに、余裕をもって道着を新調しておこう、と武道具店に赴いた。
ベテランのおかみさんが、二代目Webマスターの姿をみるだけで、ピッタリのサイズをすすめて下さる。さすがである。もう高段者といってもいい領域だしと思い、ちょっとグレードの高いものを求めるも、在庫がなかった。染屋さんが廃業されていき、品物不足だという。いつもの道着を購入する。割引してくださり7,00円ポッキリである。
るんるん気分で店を後にすると、近くの立ち食いそば屋さんに行列ができている。普段は行列に並んでまで飲食店に入ることをまったくしないのだけれど、思わず吸い寄せられて並んでしまう。
正解だった。もり蕎麦600円、極上のつゆ。食し終えて蕎麦湯を足して味わうと香りがさらに立ち、極上の上をゆく。そば湯の熱によってみりんに含まれるアルコール分が揮発する作用なのだろうか。原材料も極上かつ、ご主人の熱意も超極上である。いちげんさんの私にも情熱がびしばしと伝わってくるのだ。
惜しむらくは、10月いっぱいで閉店とのこと。
また、どこかで再開する希望的予感を抱いている。
さあ、審査に向けて頑張ろう。
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